716.結膜下出血ってどうしてなるの?
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所でございます。
肌寒い季節になってまいりましたね。
目がいきなり真っ赤になったことはありますでしょうか?
今回のテーマは「結膜下出血ってどうしてなるの?」です。
・結膜下出血とは
結膜下出血とは、結膜(白目)の下の小さな血管が破れて出血したもので、白目部分が真っ赤になります。
程度は様々で、小さな点状のものから斑状、時には眼球結膜全体をおおう広範囲なものもあります。
また、ほとんど無症状ですが、稀に異物感や軽い目の痛みを訴える方もいらっしゃいます。
眼球内に血液が入っているわけではないため、視力に影響を及ぼすことは基本的にはありません。
・原因
結膜下出血の原因は様々で、外傷や炎症、全身症状によるものもあり、くしゃみ・咳、過飲酒、月経などでも出血します。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病、血液・血管や脳の疾患、加齢、鬱病、ストレス、感染症、アレルギーなどが原因となることがあり、
これらが原因である場合は繰り返し出血することが多いです。
・治療について
ほとんどの場合は治療をしなくても1,2週間、重いものでも1,2ケ月で出血は自然に吸収され治癒します。
ただし、外傷や怪我等が原因で発生したときや繰り返し発生する場合は、念の為眼科の受診をお勧めいたします。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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