717.眼科の精密検査はどんなもの?

 

こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
本格的な冬の到来を迎えまして、風邪などひかれておられませんか。
今週のテーマは「眼科の精密検査はどんなものがある?」です。

 

検査の種類

・屈折検査


近視、遠視、乱視の度数、屈折状態を他覚的に測り、角膜の形状(曲率半径)を測定する検査です。

 

・眼圧検査

【接触式眼圧測定】
医師による点眼(ベノキシールなど)により眼球を麻痺させ、直接機械を目にあて測定する「アプラネージョントノメーター」

【非接触式眼圧測定】


「TONOREF III(オートレフケラト/トノ/パキメータ)」
眼球内の圧力(眼圧)を測定する検査です。眼圧の正常値は10~21mmHgといわれています。
眼圧の上昇によって視神経が圧迫され損傷してしまうと、視野が狭くなり、一度損傷すると元に戻りません。

 

・DRI OCT Triton(3次元眼底像撮影装置)


近赤外線を利用した眼底の検査機器で、これまで行えなかった網膜の断面の観察が出来るようになり、網膜疾患、特に黄斑部病変の精密な診断が早期かつ正確に行うことが出来ます。

 

・眼底検査(散瞳検査)

眼底カメラにて網膜を撮影することにより、視神経や網膜を観察し、眼底疾患の有無を調べることが出来ます。

 

・アムスラーチャート


格子状の図を見て頂き、片目を覆って中心の点を見ます。その時に線が歪んで見えないか、欠けて見えるところはないか、視野欠損を大まかに検出します。

 

・蛍光眼底検査


眼底の血流状態を蛍光眼底撮影装置で撮影します。

 

・視野検査
視野(見えている範囲)に欠損している所や感度の低下しているところが無いか調べる検査です。

 

・FDTスクリーナー
緑内障かどうか判定するための視野検査は、従来は暗室で点滅する光を見る検査でしたがFDTスクリーナーは、暗室ではなく通常の照明の下で検査ができます。

 

・ハンフリー視野計
視野計の内側に顔を固定して中心のマークを見つめ、周辺に出現する小さな光が見えたら、手に持っているブザーを鳴らして、視野の範囲や欠落部を調べます。片目ずつ行い、両目の検査が終わるまでに30分程かかります。

 

・ゴールドマン視野計
ゴールドマン視野計は見えている範囲と感度を検査する視野計です。
中心の固視灯を見ていただいた状態で、周辺から中心へ光を近づけて、見える範囲をお調べします。
ハンフリー視野計と異なり、動いてくる光を用いて検査をするので「動的」、光の強さ・大きさを変えて感度を調べるので「量的」と表現でき、動的量的視野検査と定義されます。ゴールドマン視野計での検査結果は疾病の診断の他、身体障害者の視覚障害による等級判定にも用いられます。

 

 

●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

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