139.ぶどう膜炎について

こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
真夏日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
当院では節電に励みながら、お盆もお休みなく診察を行います。

今回のテーマは「ぶどう膜炎について」です。

ぶどう膜炎とは?
虹彩・毛様体・脈絡膜の総称をぶどう膜と呼びます。ぶどう膜炎とは、このぶどう膜の一部あるいは全てが炎症を起こす病気です。

自覚症状として、一般に、羞明感(まぶしく感じること)・眼痛・霧視(かすみがかかったように見えること)・充血・視力低下・
飛蚊症(虫が飛んでいるように見えること)などの症状が出現します。

ぶどう膜炎の症状
主な自覚症状として、一般的に、羞明感(まぶしく感じること)・眼痛・霧視(かすみがかかったように見えること)・充血・視力低下・飛蚊症などの症状が出現します。
これらのぶどう膜の組織が何らかの原因で炎症を起こした状態を「ぶどう膜炎」と言います。
また、類似疾患として、発作的な目の炎症により、眼圧が高度に上昇するポスナーシュロスマン症候群という病気があります。

ぶどう膜炎の原因
ぶどう膜炎の原因の半数はベーチェット病、サルコイドーシス、原田病の三大ぶどう膜炎が占めています。
その他に、大部分はアレルギーが原因で起こると考えられている非肉芽性ぶどう膜炎、細菌やウイルス、寄生虫、カビなどが感染して起こる肉芽性ぶどう膜炎、
水晶体が抗原となって起こる水晶体起因性ぶどう膜炎、両眼の毛様体扁平部から下方の網膜周辺部に白色の隆起性滲出物を伴い、
前房や硝子体に炎症が起こる周辺性ぶどう膜炎、また、片目に突然発症する、繊維素を伴った急性前部ぶどう膜炎などがあります。
眼の症状だけでなく、膠原病、関節炎、腸疾患、皮膚疾患、脳神経疾患、耳鼻科疾患、糖尿病、あるいは血液疾患や悪性腫瘍などが
ぶどう膜炎の原因になっていることもあります。また、いろいろな点から検査をしても、原因がどうしてもわからない場合も2~3割あります。

ぶどう膜炎の検査
眼圧検査・細隙灯顕微鏡検査・隅角検査・眼底検査・眼底カメラ・OCT(Optical Coherence Tomography: 光干渉断層計)等による一般の眼科検査に加え、
必要に応じ蛍光眼底造影検査(新宿東口眼科医院にて検査可能)や時には
血液検査・胸部X線検査等の全身検査を行って原因の究明をします。(胸部X線検査は内科をご紹介いたします。)

しかし、色々調べても20%程は原因がわかりません。


ぶどう膜炎の治療
炎症を治めるためにステロイド剤の点眼や眼の周りに注射することもあります。


この病気においては炎症が悪化しないうちに対処していくことが大切で、発作がおきたらその都度速やかに対処し治すことです。
又、良くなってくるとつい薬を使うことを怠たり、通院をしなくなりがちですが、一度かかると炎症を起こしやすい体質になっているので、
定期的に通院し経過を診る事が重要です。

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