138.点状表層角膜炎の症状と原因について

こんにちは。
池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
節電の初夏いかがお過ごしでしょうか?
今回のメールマガジンは点状表層角膜炎の症状と原因についてのご案内です。

①点状表装角膜炎とは?
角膜の表面は、皮膚の表皮のように上皮という組織でおおわれています。 この上皮に点状の傷がついた状態を点状表層角膜症といいます。
角膜の上皮細胞が部分的に脱落した状態です。炎症が強ければ点状表層角膜炎あるいは表層性角膜炎という用語も使用されますが、
最近は点状表層角膜症に統一されつつあります。

②症状
点状表層角膜炎の症状としては、眼が痛む、涙目になる、光に対して眼が過敏になる、眼が充血するなどの症状が出ます。
ものがぼやけて見えることもあります。また、眼の中のヒリヒリ感やざらつき感、異物が入っているような感覚があることがあります。
紫外線が原因の場合、症状は眼が紫外線にさらされて数時間たってから現れ、1~2日間続きます。
ウイルスが原因の場合は、感染した眼と同じ側の耳の前にあるリンパ節に腫れや圧痛が生じることがおおいです。
③原因
点状表層角膜炎の原因としては、ウイルス感染症、細菌感染症、ドライアイ、強い化学物質、紫外線(太陽光、太陽灯、溶接光など)、
コンタクトレンズの長時間装用による刺激、点眼薬による刺激、点眼薬に対するアレルギーによる刺激などがあります。
また、ある種の薬物を内服あるいは静脈注射で使用した際の副作用としてこの病気が現れることもあります。 
また、コンタクトによる点状表層角膜炎と思われ受診された患者様が実はアカントアメーバが原因だったというケースもありますので、
患者様としては自己判断せずに当院を受診される事をお勧めします。

④治療について
細菌感染やコンタクトレンズによる刺激が原因の場合は抗生物質を使用します。ドライアイが原因の場合は、
軟膏や人工涙液(人の涙に似た成分でつくられた点眼薬)が有効です。強い紫外線が原因の場合は、
抗生物質軟膏、眼帯などで症状が軽減できます。
薬に対する反応や点眼薬に対するアレルギー反応が原因の場合は、その薬剤の使用をやめる必要があります。

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