49.弱視

こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
読書の秋ともいいますが、最近本が読みづらくなったりしていませんか?
その際はぜひ眼の定期検診にお越しください。

今週のテーマは【弱視】です。

 

◆弱視とは

眼に斜視や屈折異常があったり、視覚刺激の妨げとなるような要因によって生じた視機能の低下のことをいいます。


種類

<斜視弱視>
斜視があって、眼が正面を向いていない場合、網膜で最も感度の高い黄斑部に像を結ばなくなり、視機能の発達が妨げられ、弱視となります。

<不同視弱視>
左右の眼で屈折度の差がある程度以上大きくなると、ピントを合わせやすいほうの眼の視覚入力が優先され、ピントを合わせにくいほうの眼が弱視化します。

<屈折異常弱視>
両眼に強度の遠視、乱視などがあり、矯正されないままでいると、両眼が弱視になることがあります。

<廃用性弱視>
先天性白内障や、まぶたの腫瘍、眼瞼下垂、眼帯などにより視覚入力が妨げられることによって起きる弱視です。新生児にこのような連関要因がはたらくと、数日間でも弱視化することがあります。

 

◆検査
弱視の検査法として、視力検査、屈折検査、眼底検査などが挙げられます。

 

◆治療
5~6歳までであれば眼鏡や視能訓練などにより回復は可能です。一般的な弱視治療として、眼鏡による屈折矯正が挙げられます。眼鏡で矯正して網膜にピントをきちんと合わせ、鮮明な像を脳に送り、視機能の発達を促すことが治療の基本となります。 左右の視力に格差がある弱視にはアイパッチ治療などがあります。片方の目のみが特に視力が悪い場合には、健全な方の目をアイパッチと呼ばれる大きな絆創膏のようなもので遮閉し、やはり良い方の目に調節麻痺の目薬を点眼しわざと見えにくくして、悪い方の目の視力の発達を促す方法もとられます。正しい屈折矯正をすれば視力が1.0でる眼になり、良好な両眼視の獲得ができたら、弱視が治ったと言えます。ここでいう視力とは、あくまでも矯正視力のことであり、裸眼視力ではありません。

  • 上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

  • ●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
    ●無断での記事転載はご遠慮ください。
    ●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
    ※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

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