不同視
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不同視とは
左右眼の屈折状態の差が2D以上ある場合を指します。小児においては5~6%程度の頻度であらわれます。
片目が正視でもう片目に遠視がある場合、片目に弱い近視がありもう片目に強い近視がある場合、片目が近視でもう片目が遠視の場合など、様々です。
お子さんの場合は、片方の目の視力が良いともう片方の目の屈折異常を発見する事が難しく、3歳児健診などで検査をして初めてわかる場合が多いです。
「近視」「遠視」「乱視」は、眼鏡・コンタクトレンズ等で矯正します。
不同視により引き起こされる疾患
不同視弱視
片目に遠視などがあると、見えるほうの眼にばかり頼って、もう片方の目の視力が育たない場合があります。これが不同視弱視です。
片目の視力不良は、遠近感や立体感などを支える両眼視機能の発達の妨げになります。
眼鏡の装用や、良いほうの目を隠す遮蔽法などが主な治療です。
眼精疲労
左右の見え方の違いにより、調節のバランスがとれず疲労を訴える場合もあります。
不等像視
不同視を眼鏡で矯正する場合、左右でレンズの厚みが異なるため、レンズを通して見た像の大きさに左右差が生じます。この像の左右差が、不等像視と呼ばれます。
一般的に5%以上の像差が出ると、両眼視に影響がでると言われています。
自覚症状として、頭痛、眼精疲労、吐き気、歪んだ見え方などが挙げられます。
コンタクトレンズで矯正する場合は、レンズが眼に直接乗っているため像の大きさにほとんど影響を与えず、不等像視を引き起こしにくくなります。
眼鏡処方をご希望される方は今お使いの眼鏡をお持ちいただけるようお願いいたします。
また、コンタクトレンズの処方をご希望される方(特に1dayレンズをお使いの方)はレンズのデータ(予備・空き箱でも可)をご持参いただくようお願いいたします。
上記は一般的な説明です。
症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
視覚障害者認定医
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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