406.強度近視の方に気をつけていただきたい目の疾患
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
今回のテーマは「強度近視の方に気をつけていただきたい目の疾患」です。
◆強度近視とは
角膜・水晶体の屈折力が強い、または眼球の大きさ(眼軸)が長いために、網膜の手前で焦点を結んでしまう状態を近視といいます。
強度近視では眼軸の伸びる程度が大きく、近視の度数でいうと-8Dを越えると網膜に様々な異常をきたす危険性があります。
近視の強い方は、定期的な眼底の精密検査をお勧めします。
◆強度近視の方がなりやすい目の疾患
●緑内障
緑内障とは、何らかの原因で視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気です。
強度近視の方は、眼軸が長いため網膜が引き延ばされて薄くなります。網膜に張り巡らされている視神経付近の血の巡りが悪くなり、
その結果視野欠損が起こるといわれています。緑内障は自覚症状を感じにくい疾患ですので、
強度近視の方は定期的に視野検査を受けることをお勧めします。
●網膜剥離網膜剥離とは、神経網膜(光を感じる層)が外側の網膜色素上皮細胞から剥がれて、硝子体の中に浮き上がってしまう病気です。緑内障の部分で書いたように、強度近視の方は網膜が薄くなっているため、網膜に穴が開きやすくなっています。網膜剥離の場合、痛みは感じませんが、飛蚊症と言って虫や糸くずのようなものが飛んで見えたり、光が走って見えたり、視野が欠けて見えたり、視野の一部に黒いカーテンがひかれているように見えるといった自覚症状が出ることがあります。このような症状が出た方はお早めの眼科受診をお勧めします。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 遠藤 直子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会
経歴 2001 東京女子医科大学 卒業
2001 東京女子医科大学病院糖尿病センター眼科
2002 日本大学医学部附属板橋病院眼科 出向
東京女子医科大学病院糖尿病センター眼科
2004 公立昭和病院 眼科
2006 東京女子医科大学病院糖尿病センター眼科
2012 東京女子医科大学病院糖尿病センター眼科 嘱託医師
2013 新渡戸記念中野総合病院 非常勤 (~現在)
2026年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 院長就任 -
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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