300.花粉症の目薬
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
皆様いかが、お過ごしでしょうか。
今週のテーマは「花粉症の目薬」です。
花粉症の対処法 花粉症の症状が出たら、抗アレルギー作用をもつ目薬を用いた治療が主に行われますが、
かゆみなどの症状が強いときは、ステロイドを含む目薬が使われることもあります。
・抗ヒスタミン点眼液
ヒスタミンがヒスタミンの受容体と反応するのを妨害してアレルギー反応を抑えようとするものです。
・抗アレルギー点眼液
アレルギー反応の発症に関与する体内物質ヒスタミンとその受容体との結合を阻害し、
かゆみや充血などのアレルギー症状を抑える効果のある点眼薬です。
・ステロイド点眼薬 合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)製剤で、抗炎症作用や抗アレルギー作用をもち、
目の様々な炎症を抑える点眼薬です。ステロイドは、症状を抑える効果は強いのですが
副作用として眼圧上昇を起こすことがあるので眼科に通院しながら注意深く使う必要があります。
ステロイドは症状を抑える効果は強いのですが副作用として眼圧上昇を起こすことがあるので
眼科に通院しながら注意深く使う必要があります。花粉症の症状が気になるようでしたら、ぜひ当院にお越しください。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
視覚障害者認定医
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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