710.眼科で視力と眼圧をはかる理由
こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
最近冷え込む日が増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「眼科で視力と眼圧をはかる理由」についてです。
当院では、初診の方やご来院が久しぶりの方は基本的に視力検査、眼圧検査を行っております。
その理由は以下の通りです。
【視力をはかる理由】
すべての眼疾患はほとんど視力に影響するため、視力検査の結果は、医師が眼の状態を診断、治療効果の判定をする際の重要な検査データの一つとなります。例えば、目の痛みで受診された時もその原因は様々あり、角膜の傷や、虹彩の炎症、眼圧の上昇なども考えられます。
そのような場合には自分では気づかないうちに視力が低下していることがあります。
また眼の疲れや痛みが、眼鏡やコンタクトの度数があわないことで引き起こされている可能性もあり、診察の前に視力検査でそれらのことを明らかにしておく必要があります。
また、検査をすることで自覚していない眼疾患を発見できることもあります。
【眼圧をはかる理由】
眼圧は一言でいうと眼の硬さのことで、眼の中にある房水の産出量と流出量のバランスによって決まります。
眼圧上昇はこの房水流出が何らかの理由で障害されることにより起こります。
眼圧に異常があっても自覚症状のない場合が多いため、眼科に来院された際には診察の前に眼圧の検査をし、異常がないかどうか確認します。
またお薬によっては眼圧上昇する可能性があるものもあるため、眼圧のチェックを行っております。
緊急な場合や、痛み強い場合、感染性の強い結膜炎が疑われる場合などには、診察を先とし、必要があれば一度診察が終わったあとに検査を行うことや、次回来院時に検査をする場合もあります。
視力検査、眼圧検査は、直接その時の症状とは関係がなくても、測定することによって、ご本人様も気づいていない病気が見つかることもあります。病気の早期発見にも役立つ検査ですので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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