27.ポスナー・シュロスマン症候群について
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
まもなくGW、行楽シーズン真っ盛りですね。
今週のテーマはポスナー・シュロスマン症候群です。
<ポスナー・シュロスマン症候群とは>
ポスナー・シュロスマン症候群は、
時々発作的に片方の目に眼圧上昇と虹彩炎とがおこる病気です。
数回の同様なポスナー・シュロスマン症候群発作の
既往歴を以前に持っていることも診断の参考になります。
炎症は不定期に再発します。 症状が出た場合は早期治療が大事です。
比較的、若い人に起こることが多くあります。
ふつうは眼圧上昇などの発作は数日でよくなります。
<ポスナー・シュロスマン症候群の主な原因>
●原因は不明です。
●何か異常を感じたら、すぐに眼科での受診をおすすめします。
放置すると、緑内障になり、手術が必要になる場合もあります。
比較的若い人に起こるとされています。
発作が起こったときは最優先で治療をお受け下さい。
<ポスナー・シュロスマン症候群の主な自覚症状>
黒目の部分に炎症がでます。
白目が充血します。
ぼやける・頭痛・眼痛がある。
吐き気をともなう場合もあります。
普通15程度の眼圧が突然40から60程度まで上がります。
<ポスナー・シュロスマン症候群の主な検査方法>
眼圧検査 視力検査 眼底検査
<ポスナー・シュロスマン症候群の主な治療方法>
高眼圧に対して発作時のみ、眼圧降下剤を使います。
虹彩毛様体炎に対しては、 抗炎症剤を使います。
なお当院ではポスナー・シュロスマン症候群は、
一般外来・緑内障外来で診察しておりますので、お気軽に予約またはお問い合わせ下さい。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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