642.雪目とは

こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
梅雨明けを心待ちにする今日このごろでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回のテーマは「雪目とは」です。
雪目とは通称、雪眼炎(せつがんえん)ともいいます。
紫外線の強い場所、たとえばスキー場、海水浴場、高山などで角膜が直接かつ長時間紫外線に曝露(さらす)された場合に起こる目の障害です。
紫外線を浴び続けてしまうと、角膜の表面に炎症をきたし、目の痛みや充血、涙目、異物感、光のまぶしさなどの症状があらわれます。
いずれも症状は数時間後に出てきます。

通常、紫外線のほとんどは角膜で吸収されますが、波長の長い光は目の奥にある水晶体や網膜にまで達し、白内障などのトラブルにつながる可能性があるので注意が必要です。

なかでもスキー場・ゲレンデでは、太陽から直接の紫外線はもちろん、雪面から反射される紫外線を合わせると、市街地のおよそ2倍もの紫外線が眼に入ってきます。

ではスキー場で紫外線から目を守るには?
(1)紫外線カットのゴーグル、サングラス、メガネをかける。
UVカットものは紫外線を90%カットできると言われています。

(2)ツバの付いた帽子をかぶる。
つばのついた帽子なら直射日光をさえぎることができます。ただし、つばのついた帽子だけでは、大気中の散乱光や照り返しによる紫外線をカットするのは難しくなります。

(3)UVカットのついたコンタクトレンズを付ける。
UVカット(※)コンタクトレンズはくろ目全体をカバーするので、サングラスのすき間から入ってくる紫外線対策になります。

UVカットコンタクトレンズ+サングラス+つばのついた帽子で二重三重の紫外線対策をすることで、より紫外線をカットすることが可能になるでしょう。


これから紫外線も強い時期になってまいります。直射日光や紫外線を浴びて少しでも目に違和感を感じた場合は早めの眼科の受診をおすすめいたします。


●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。

●ウイルス感染症に対する当法人の取り組みについてご紹介をします。

当診療所にはアルコールを主成分とする手の消毒液を複数設置しており、ご自由にお使い頂けます。

スタッフはマスクを着用させていただき、咳が出てマスクを付けていない患者様にはマスクをお渡ししております。

当診療所および機器の消毒を徹底し、常に換気をしております。

なお当診療所は通常通り診療を行っております。

池袋サンシャイン通り眼科診療所の
全ての医師の経歴はこちら

診療時間

診療時間

受付終了時刻
平日・土曜19:30
日曜・祝日18:30
休日(土曜/日曜/祝日)も診療する一般眼科です。
休診日…12/31、1/1、1/2、1/3

夜間受付のご案内

診療予約

お電話かWEBにて受け付けており、初めての方でもご予約できます。
※予約なしでも受診できます。
※土曜、日曜、祝日もご予約できます。
※前日から当日にご予約の方は、検査や処置ができないことがあります。

※当日のWEB予約に関しましては、
・11:00~14:30のご予約…11:00まで受付
・15:00~16:00のご予約…15:00まで受付
・16:30~17:30のご予約…16:30まで受付
・18:00~19:00のご予約…18:00まで受付
となります。

▼電話予約

03-3981-6363

▼一般眼科診療

▼専門治療

●WEB予約方法

アクセス

03-3981-6363
池袋駅東口徒歩1分。
JR池袋駅東口を出てすぐの大通り(明治通り)を渡り、三菱東京UFJ銀行の右側の角を曲がっていただきますと「ビック池袋東口ビル(旧アイケアビル)」の入り口がございます。入口は休日(土曜/日曜/祝日)も開いております。 中に入ると奥にエレベーターがありますので、5階へお越しください。

当院紹介

池袋サンシャイン通り眼科診療所の特色と、外来について

コンタクトデビューに親切な池袋の眼科です

学校の目の検査で異常があったら当院で診察できます