雪目・電気性眼炎

※治療法、治療薬、検査に関しては、全て医師の判断となりますのでご理解の程宜しくお願い致します※
雪眼炎は俗に“ゆきめ”と呼ばれている紫外線によって起こる表層角膜炎,角膜上皮障害です。紫外線の強い場所、たとえばスキー場、雪山登山でゴーグルやサングラスを使わずに過ごした場合に起こります。

原因

紫外線は波長によって目の中まで入り、白内障を起こしたり、網膜の中心部の炎症(黄斑変性症)が起きるひとつの要因になったりしますが、ふつうは目の表面、角膜で吸収されます。角膜は黒目と呼んでいる透明な膜のことですが、ここでは紫外線の約90%を吸収するため、外からの過剰な紫外線は角膜の細胞を障害します。原因は波長290nm 付近の紫外線です。

症状

症状が現れるのは、紫外線を吸収した6~24時間後で、夜間に激烈な眼痛、羞明(しゅうめい)(まぶしい)、流涙(りゅうるい)(涙が流れる)といった症 状が生じて、眼があけられなくなり、救急外来を訪れることが多くみられます。角膜の病変は主に表層角膜炎で、ひどくなると角膜びらんを生じますが、大部分 は一晩で回復します。

検査と診断

診察の時には麻酔の目薬を点眼して、痛みをとって眼を開けられるようにした上で診察を行います。十分な検査、診察をしたうえで、コンタクトレンズによる障害やドライアイによる角膜の傷など、ほかの病気と鑑別する必要があります。
細隙灯顕微鏡で斜めから角膜を照らすと、角膜表面の反射の乱れや角膜表面の薄い混濁が観察され、結膜は充血して赤くなっています。フルオレセイン染色(角膜の状態を調べる薬品)で角膜上皮は微細点状に染まります。問診にて紫外線を浴びたかどうか、確かめることも重要です。

治療

感染防止のために抗生物質の点眼と、角膜の保護のために、ヒアルロン酸点眼やビタミンB2点眼を行います。角膜の傷は通常数日程度でよくなります。

予後

角膜の傷は1日・2日で治ります。
季節を問わず直射日光の下で長い時間すごされる時は、紫外線にご注意ください。
予防するには、サングラスなどの遮光(しゃこう)眼鏡を使用することです。

上記は一般的な説明です。
症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

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