402.抗VEGF療法の適応と効果

こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。

涼しくなってきましたが、皆様どうお過ごしでしょうか。

今週のテーマは、「抗VEGF療法の適応と効果」についてです。

抗VEGF治療薬は、眼内の硝子体(眼の中の空洞を埋めるゼリー状の部分)に注射する薬剤で、
血管内皮細胞増殖因子(VEGF)という分子の作用を抑える働きがあります。
主に、滲出型の加齢黄斑変性の治療に使われます。

血管内皮細胞増殖因子とは新生血管(細く破れやすい新しい血管)の増殖や成長を促したり、
網膜(カメラのフィルムに相当し、 見たものの情報を脳に送る部分)内の毛細血管から、
血液成分が漏れ出すのを促進したりする効果があります。

新生血管が網膜の部分で増殖し破れると、網膜内で出血やむくみを起こし、視力の低下をもたらします。

■抗VEGF療法に適応する病気
抗VEGF治療薬は、滲出型の加齢黄斑変性に対する治療薬として開発されましたが、
VEGFが原因で起こる他の病気に対しても効果が認められました。 現在適応となる病気は以下の4つです。

①加齢黄斑変性(滲出型)
②病的な近視による脈絡膜新生血管
③糖尿病性黄斑浮腫
④網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫  

 


■ほかの治療法との比較
抗VGEF療法は、比較的新しい治療法で、2009年頃にできたものです。
加齢黄斑変性(滲出型)に対する手術は、はじめは新生血管抜去術(新生血管を手術で取り除く治療)や、
レーザー光凝固術(新生血管をレーザー光で焼き固める方法)がありましたが、
これらの方法は、正常組織を傷つけるリスクがありました。

そこで、2004年に光線力学的療法という、光に反応する薬剤を腕の静脈から注射し、
熱を発生させないレーザーを病変部に照射する方法が発明されました。
これは正常組織を傷つけるリスクが比較的低いものでした。
それでも、これらの治療は、すべて視力の改善が期待できないことから、
一定の視力を下回るような、症状が進行した方のみが受ける治療でした。
しかし、2009年頃から、レーザーを照射しなくても視力の低下を抑え、
時に改善も期待できる治療である抗VGEF治療薬を注射する治療法が可能になりました。

この治療法は一旦低下した視力の改善が期待でき、かつ視力の良いうちからでも治療が開始可能な、
画期的な治療法として、現在の主流となっています。

■抗VEGF療法を希望される方へ
抗VEGF療法を含む黄斑・網膜の治療は、当院の新川医師が行っておりますが、
手術自体は同医療法人社団新宿東口眼科医院にて新川医師が行っております。
新宿東口眼科医院は、新宿駅東口より徒歩1分の場所にございます。
お気軽にご相談ください。

医療法人社団東京みどり会 
新宿東口眼科医院
TEL予約 03-5363-0507

 

 


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●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
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