181.眼にゴミが入ったらどうするか

こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所でございます。
ゴールデンウィークに入り、初夏のような陽気となってまいりました。
気温の変動が大きい季節につき体調管理に十分お気をつけください。

今週のテーマは「眼にゴミが入ったらどうするか」です。

眼にゴミが入った時、とっさに眼をこすってしまうと、角膜を傷つけたり、上瞼の裏側に張り付いたりして、
かえって痛みがひどくなったり、取りにくくなったりします。

ではどうしたらいいかですが、眼に入ったゴミの種類によって対応は変わります。

まずほこりや砂、睫毛や小虫などのゴミが入った場合は、鏡でまずゴミがどこにあるか確認し、
静かに瞬きをして異物が黒眼から外れていくようなら、白目や下瞼に移動した所でティッシュや綿棒などでそっとすくいとります。
位置が良く分からない場合、清潔な洗面器などに水を流しながら、そこに顔を浸し、水の中で静かに瞬きを繰り返してみてください。
上記の方法でも異物感や痛みなどがなくならないようなら眼科で診て貰うことをお薦めします。

注意が必要なゴミ・異物は金属片、ガラス片、薬品の3つとなります。
これらが眼に入った時は眼科での診察が基本的に必要となります。

鉄などの金属片の場合、硬くて鋭利なものが多いため、角膜などを傷つけやすく、また涙は塩分を含んでいるため、
酸化しやすい金属の場合、早ければ数時間後には眼の中で錆びてしまいます。この錆が眼の細胞にダメージを与えるため、
金属片の除去のみならず、錆の徹底的な除去も必要となります。

ガラス片はごく微細なものでも非常に鋭利で、また透明なものが多く見つけにくいため、これもすぐに眼科医による対応が必要となります。

金属片やガラス片が眼に入った場合、洗眼などの応急手当を行いつつ、できるだけ速やかに眼科を受診するようにしてください。

薬品ですが、特に酸やアルカリが強いものは危険です。眼に少量でも入ったらすぐに大量の水道水で洗眼を行ってください。
最低でも20分の洗眼が必要といわれています。
洗眼後、痛みなどがなくなっても念のため眼科は受診するようにしてください。
薬品によっては時間が経過してから細胞などを侵食する可能性もあります。

●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

池袋サンシャイン通り眼科診療所の
全ての医師の経歴はこちら

診療時間

診療時間

受付終了時刻
平日・土曜19:30
日曜・祝日18:30
休日(土曜/日曜/祝日)も診療する一般眼科です。
休診日…12/31、1/1、1/2、1/3

夜間受付のご案内

診療予約

お電話かWEBにて受け付けており、初めての方でもご予約できます。
※予約なしでも受診できます。
※土曜、日曜、祝日もご予約できます。
※前日から当日にご予約の方は、検査や処置ができないことがあります。

※当日のWEB予約に関しましては、
・11:00~14:30のご予約…11:00まで受付
・15:00~16:00のご予約…15:00まで受付
・16:30~17:30のご予約…16:30まで受付
・18:00~19:00のご予約…18:00まで受付
となります。

▼電話予約

03-3981-6363

▼一般眼科診療

▼専門治療

●WEB予約方法

アクセス

03-3981-6363
池袋駅東口徒歩1分。
JR池袋駅東口を出てすぐの大通り(明治通り)を渡り、三菱東京UFJ銀行の右側の角を曲がっていただきますと「ビック池袋東口ビル(旧アイケアビル)」の入り口がございます。入口は休日(土曜/日曜/祝日)も開いております。 中に入ると奥にエレベーターがありますので、5階へお越しください。

当院紹介

池袋サンシャイン通り眼科診療所の特色と、外来について

コンタクトデビューに親切な池袋の眼科です

学校の目の検査で異常があったら当院で診察できます