58.検診で糖尿病と言われた方

こんにちは池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
風邪をひきやすい時期になってきました。
体調管理はしっかりしましょう。

今週のテーマは
「検診で糖尿病と言われた方」

糖尿病とは・・・
血中の糖分(血糖)を細胞に取り込めない為に血糖値が上昇する病気です。
糖尿病は怖い病気です。血糖が高いことが怖いわけではなく、何年もその状態を続けることでおきてくる合併症が怖いのです。
特に、「網膜症」「神経障害」「腎症」は3大合併症といわれ、多くみられる合併症です。
合併症が進行すると深刻な状態に陥ってしまうこともあります。
糖尿病と診断されたら、自覚症状がなくても定期的な検査が必要なのです。

原因
①肥満  ②加齢  ③心身ストレス ④遺伝因子 ⑤運動不足 ⑥美食・過食 ⑦飲酒
など・・・

糖尿病の合併症
① 糖尿病神経障害
全身の神経が障害されますが、一般に足先のしびれ、痛みより始まります。ひどくなると歩行困難になることがあります。足の神経が麻痺し、傷が有っても気がつかず、糖尿病性壊疽(感染・血流障害などで体の一部が死んでしまうこと)となることがあります。

② 糖尿病腎症
腎臓に障害が起こり、蛋白尿やむくみがでます。

③ 糖尿病性網膜症
糖尿病の合併症の一つです。糖尿病にかかると血液に糖分を多く含み、粘性が高くなるため、毛細血管をつまらせて血管壁に負担をかけます。そのため網膜に酸素や栄養が不足して、眼底出血や硝子体出血などの症状を示す網膜症となります。進行すれば、網膜剥離をおこして失明に至るケースがあります。眼底の血管の状態を調べるために蛍光眼底検査を行うこともあります。

合併症の予防
●血糖のコントロールが基本です。食事療法を守り、太らないこと。
禁煙・禁酒または節酒。肉より魚を食べることや、食物繊維を取ること(野菜・海草・キノコ)も大切です。
●適度の運動を行い、血圧も出来るだけ正常に保ちます。
かかりつけ医を決め、かかりつけ医の指示に従って、必要に応じて、眼科検査も受けるようにしましょう。
糖尿病性網膜症の検査方法
① 眼底検査
眼底にある網膜の状態を詳しく調べるためにおこないます。検査の前に目薬をさして瞳孔を開き、検眼鏡を通じて主に視神経や網膜を観察する検査です。眼底疾患の有無を調べることができます。

② 蛍光眼底検査
 蛍光剤を血管内に送り込み、眼底の血流状態を写し出す事ができるため、上記の眼底検査よりも精密な眼底写真を撮る事ができます。

糖尿病性網膜症の治療方法

● 血糖コントロール
● 薬物療法
● レーザー光凝固術
● 硝子体手術


●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

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