39.視神経炎

こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
青空のまぶしい日々となりました。この夏、楽しい思い出をつくってお過ごしください。

今週のテーマは【視神経炎】です。


視神経炎とは視神経に炎症が起きて、視力が急激に低下し、視野の中心部が見えにくくなる病気です。
視神経は眼底から脳へと伸びて、目から入った情報を脳へ伝える役割を果たしています。
ここに炎症が起きると、網膜に映った像は正常でも、そこから脳へ伝達される間に異常があるので、結果的に視力障害をきたします。

 

症状
視力が急激に低下します。視力障害が起こる1~2日前に、目の奥に痛みを感じることがよくあります。
なかには、1~2日で視力が低下し、両目が真っ暗になってしまう場合もあります。
ただし、片目だけに症状が現れた場合は、もう一方の目でほとんどのものが見えるので、視力低下に気づかないこともあります。
大部分は、視力が低下してから1~4週間で回復し始め、ゆっくりと正常または正常知覚にまで戻ります。
視野に変化が出たり、中心や周辺が見えなくなったりすることもあります。

 

原因
炎症が起きる原因はさまざまで、原因不明のことも少なくありません。
鼻、扁桃腺、歯などの病気から感染してしまうケースや梅毒、肺結核、多発性硬化症、ビタミンB1欠乏症などの病気から二次的に引き起こされるケースがあるほか、事故による頭の強打、薬物の影響などでも、視神経に炎症や萎縮が起きることがあります。

 

治療方法
明らかな原因疾患があればその治療を行い、そのほかは、安静と保存療法を行うことでかなり回復します。
重症の場合は、副腎皮質ステロイド薬とビタミンB群を点滴などで全身投与しますが、ステロイドの副作用もあるので、医師の指示に従うことが大切です。
(当院では点滴は行なっておりませんが、診察の上他院を紹介いたします。)

  • 上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

  • ●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
    ●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
    ※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

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