眼球運動障害
精密検査のためにCTやMRIを行ったほうが良いと医師が判断した場合は、設備のある病院への紹介状を書くことができます。精密検査後は、外科治療の必要性の有無なども含めて、今後の方針を医師と話し合います。 気になる症状がある場合は、お気軽にこちらまでご予約ください。
眼球運動は、水平運動、垂直運動、回旋運動からなりたちます。
これらの運動は、外眼筋の運動により成立します。外眼筋は、外直筋、内直筋、上直筋、下直筋の4つの直筋、上斜筋、下斜筋の2つの斜筋、合計6つの筋肉によって構成されています。
それらの筋肉を支配するのが動眼神経、滑車神経、外転神経という、3つの神経です。
これらの筋肉を動かす神経の働きが阻害されるなどすると、眼球運動障害が起こります。
検査では、原因が筋肉や筋肉を支配する神経にあるものか、脳や中枢障害にある場合かを判別することが重要となります。
眼球運動障害の主な症状
自覚できる主な症状としては、物が2つに見える複視、両眼の視線が別々の方向を向く斜視などがあります。
気になる症状がある場合は、お気軽にこちらまでご予約ください。
眼球運動障害の主な原因
主な原因は、神経を養っている血管に何らかの原因で起こされた血流障害、神経に起きた炎症、脳腫瘍による神経の圧迫、頭に強い衝撃を受けたことによる外傷などがあります。
眼球運動障害が疑われる場合
眼球運動障害が疑われる場合、原因が何であるかを検査する必要があります。
検査の結果、他の大きな病気が発見されることも少なくありません。
子どもの場合ですと、視機能の発達を阻害してしまう可能性が高いです。早めにきちんとした検査を受ける必要性があります。
当院では、医師の判断において、精密検査のためにCTやMRIを行ったほうが良い場合は、設備のある病院への紹介状をお書きします。
精密検査後は、外科治療の必要性の有無なども含めて、今後の方針を医師と話し合いながら経過を見ていきます。必要であれば、斜視を矯正するプリズムメガネを処方いたします。上記は一般的な説明です。
症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
ご予約はこちらまで。
初めての方でもご予約できます。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
視覚障害者認定医
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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