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■代表的な眼の疾患

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円錐角膜

円錐角膜の症状・原因の説明です。
当院では、症状に応じてコンタクトレンズ治療を行い、必要があれば、角膜移植施設に紹介しております。

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円錐角膜とは

角膜に起こる非炎症性変性疾患で、角膜が薄くなり、前方へ円 錐状に突出してくる進行性の病気です。多くは両眼性で、初期の段階では診断がつきにくく乱視と診断されることもよくあります。進行の度合いは人により様々 である為、何年もかけて進行する場合の他に数ヶ月の間に進行してしまうケースもあります。若年層の発症が多く、10代~20代が最も重くなり、その後は進 行が徐々に治まっていくケースが一般的で発症率は診断技術の向上により、1000人に1人や2000人に1人とも言われています。20歳前後頃まで眼鏡あ るいはソフトコンタクトレンズで矯正できた視力が矯正できなくなり、眼科を受診して診断されることが多くあります。

主な原因

現在様々な研究がおこなわれていますが、はっきりした原因はわかっていません。一般的には、遺伝性の病気ではないと考えられています。発症に性差(日本で は男性:女性=3:1)があるため、ホルモンとの関連が推測されていますが、まだ確定しておらず、目をこする癖やアトピーとの関係が深いとも言われています。

主な症状

初期症状として、視力低下や歪みが挙げられますが、ごく初期には、まぶしさや光に過敏になる等、軽い変化が生じるだけです。右目と左目の症状に差があるこ ともあります。病気が進行して角膜の突出が強くなり、角膜に濁りが生じると視力が著しく低下します。また、角膜に浮腫(腫れ)がおこって突然視力が低下す ることもあります。角膜が円錐状に突出することによって、角膜の内面にある弾性繊維の膜に小さい裂け目が生じておこります。腫れは数週間から数ヵ月間続き ますが、裂け目が修復されると徐々に瘢痕組織に置き換わります。

※急性水腫
角膜の突出が大きくなると、角膜の内側が一部破れ、目の中の水分が角膜に入りこみ、白くに濁ることがあります。とこれを、急性水腫といいます。急激に視力が低下しますが、にごりは改善されることがあるため、保存的に治療を行います。

検査法

■角膜形状解析装置(Orbscan)
肉眼では把握できない角膜の形状をビデオカメラで撮影し、コンピュータ解析をして、角膜の突出を調べます。


検査結果

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治療法

●薬での治療
点眼薬によるものがありますが、進行を抑える効果はなく、炎症を抑えたり角膜を保護する目的で使用します。

●コンタクトレンズでの治療
円錐角膜の治療は、原則としてハードコンタクトレンズを使用します。ハードコンタクトレンズを使用することで、視力が良く出る場合が多く、ハードコンタク トレンズで角膜を押さえることにより、病気の進行を抑制する。どうしてもハードコンタクトレンズの異物感が耐えられない場合には、ピギー・バック法を行い ます。これは、ソフトレンズの上にハードレンズを重ねるという方法です。円錐角膜が進行すると特別なデザインのハードコンタクトレンズ装用でないと、良好 な視力が得られなくなります。複数のレンズがあるので、自分に合った物を見つけることが大切です。また、年に数回コンタクトレンズのチェックと、進行の有 無を調べる定期健診をおすすめします。

●手術での治療
コンタクトレンズが装用できない、あるいは装用してもコンタクトレンズで視力がでない状態まで進行した場合には、角膜移植が必要になります。国内ではアイ バンクに登録し、ドナーが見つかれば角膜移植手術を受ける事ができます。また角膜を輸入したり、海外で移植手術を受ける方法もあります。国内では手術を受 けるまでに通常1年前後かかりますが、海外ではほとんど待たずに手術を受ける事が可能です。角膜移植手術の成功率は9割以上で、移植手術の中ではもっとも 良いとされています。しかし、中には手術後コンタクトレンズを装用しないと視力が得られないことや、自分の体が移植した角膜を攻撃する拒絶反応で角膜が混 濁する場合もあります。どのような手術でも拒絶反応、感染、視力低下などの合併症が起こる可能性があり、結果が保証されているわけではありません。

※円錐角膜の場合、レーシック手術が受けられません。これらの手術を行うと、角膜が破れ、症状が悪化する恐れがあります。

円錐角膜のコンタクトレンズについて詳しくはこちら

上記は一般的な説明です。
症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

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