円錐角膜用のハードコンタクトレンズ

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円錐角膜は、初期段階(裸眼で0.6程度)の症例では眼鏡、中等度(裸眼で0.02程度)までの症例では、ハードコンタクトレンズを使えば視力矯正できます。
また、ハードコンタクトレンズで不快感を感じる方は、ピギーバック(Piggy Back)を試みるのもいいでしょう。
※ピギーバック(Piggy Back)とは…
コンタクトレンズによる視力矯正方法の一つ。眼に過形成がある場合などにソフトコンタクトレンズを装用した上からハードコンタクトレンズを装用して、2枚のレンズで視力を矯正します。
ハードコンタクトレンズによって角膜円錐頂点部でのこすれが解消され、角膜上皮障害が抑制されます。また、ハードコンタクトレンズ特有の痛みや異物感も軽減します。
その反面、コスト・手間の増大、レンズへの蛋白付着などの汚染の増加、角膜浮腫、角膜新生血管等の頻度増大などの問題点があります。
※コンタクトレンズで視力が出なくなると、手術(角膜全層を入れ換える全層角膜移植術)が必要になります。
また、コンタクトレンズで違和感の続く人も手術の適用になります。

円錐角膜用コンタクトレンズ

円錐角膜が進行すると、突出した円錐状の部分と平坦な角膜周辺部との角膜曲率(カーブ)の差が大きくなり通常のハードコンタクトレンズでは異物感やずれなどで装用ができない場合が多くなります。
そのため特殊ハードコンタクトレンズの装用が有効となります。
メーカー名 レンズ名(ハード)
メニコン メニコン Z-E1(ハード)
医療用具承認番号20700BZZ00739
メニコン ローズK2
医療用具承認番号21100BZZ00261000

※処方に関する注意点
処方には多くのトライアルレンズの中からその患者さんにあったレンズを選ぶには高い処方技術(特にフィッティングを判断する技術)が必要です。レンズのフィッティング選択は円錐角膜の不整度や瞼の条件などによって変わります。
コンタクトレンズが眼に合っているか、調整が必要となる為、処方にはお時間がかかります。

コンタクトレンズ診療担当医紹介

  • 新川医師
  • 常勤: 新川 恭浩医師
    (日本眼科学会認定 眼科専門医)

    所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会

    眼科PDT認定医、視覚障害者認定医

    経歴

    平成13年 熊本大学医学部 卒

     

    平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
    平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
    平成20年 高松赤十字病院 勤務
    平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務

     

    平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務

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視能訓練士 常勤2名・非常勤3名 / 看護師 常勤1名・非常勤1名