網膜・硝子体専門治療 池袋サンシャイン通り眼科診療所

池袋駅東口から徒歩1分
休日(土曜/日曜/祝日)も診療する池袋の一般眼科です。
TEL/FAX 03-3981-6363

中心性網膜症

中心性網膜症の解説です。
中心性網膜症は、網膜の中心部に水がたまって浮腫になる病気で、ストレスの関与が示唆されています。

中心性網膜症とは

中心性網膜症とは、中心性漿液性網脈絡膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいもうみゃくらくまくしょう)の略となります。
網膜の中心部にある黄斑に浮腫が出きて起こる症状です。

中心性網膜症の原因

網膜は、外から入ってきた光が像を結ぶところです。特に黄斑部は物を見るうえで最も大切なところです。
この網膜の外側に、栄養分を供給する血管の豊富な脈絡膜と呼ばれる組織があります。
通常は、この脈絡膜を網膜色素上皮層と呼ばれる層が水漏れを防いでいます。しかし、何らかの原因でこの色素上皮の機能が弱まることがあります。そうすると、脈絡膜の血管から血液中の水分が色素上皮層からにじみ出て、網膜下に水が溜まることで浮腫が生じます。
網膜が浮き上がった状態になり、限局性の網膜剥離と呼ばれる状態になってしまいます。

ストレス社会が引き起こした病気であると言われていますが、正確な原因はわかっていません。
両眼同時に発症することは稀で、通常は片眼に発症します。
神経症、腎症そして網膜症が代表的な合併症ですがその他にも心筋梗塞、脳梗塞、狭心症等があります。

中心性網膜症の主な自覚症状

物を見ようとすると、中心部が暗く、または白くかすんで見えにくい、ゆがんで見える、視力低下、などの症状が出ます。

中心性網膜症の検査方法

眼底検査
眼底にある網膜の状態をくわしく調べるために行います。検査の前に目薬をさして瞳孔を開き、検眼鏡を通じて主に視神経や網膜を観察する検査です。眼底疾患の有無を調べることが出来ます。検査の前に目薬をさして瞳孔を開きます。まぶしさを感じたり近くが見えづらい状態が約3~6時間続きますが、自然に元に戻ります。
蛍光眼底検査
蛍光剤を血管内に送り込み、眼底の血流状態を写し出す事が出来るため、上記の眼底検査よりも精密な眼底写真を撮る事が出来ます。
DRI OCT Triton(3次元眼底像撮影装置)
近赤外線を利用した眼底の検査機器で、これまで行えなかった網膜の断面の観察が出来るようになり、網膜疾患、特に黄斑部病変の精密な診断が早期かつ正確に行うことができます。

中心性網膜症の治療方法

この病気は、たいていは半年程で自然に治る傾向があります。
しかし、黄斑部の腫れを長く放置すると、治癒しても視力が元に戻らなくなる場合もあります。
再発しやすいため、眼科医のもとで経過観察をするのが基本です。
一般的には消炎薬、循環改善薬、ビタミン剤などの内服で、黄斑部の腫れをとる治療が行われます。
内服治療で症状がなかなか改善されない場合、光凝固術を行うことがあります。
これは、網膜色素上皮の弱まっているところをレーザーで焼いて補強するためです。
当院でも光凝固術をうけることが可能ですが、この疾患においてこの処置を行うことは稀です。

レーザー光凝固術

網膜にレーザーを照射して、新生血管の発生を防ぐ方法。また、出血や白斑も治療できます。
この治療で視力が回復するわけではありませんが、網膜症の進行を阻止することができています。
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

池袋サンシャイン通り眼科診療所の専門医紹介

常勤新川 恭浩(日本眼科学会認定 眼科専門医)

新川医師
所属学会
日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
資格
眼科PDT認定医PDT認定医とは認定医一覧、身体障害者福祉法第15条に基づく指定医
経歴

平成13年 熊本大学医学部 卒

 

平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務

 

平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務

非常勤本間 慶(日本眼科学会認定 眼科専門医)

本間医師
資格
PDT認定医
経歴

2007年 山形大学 医学部 卒業
2007年 山形大学医学部付属病院 常勤
2013年 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 眼科

主な論文

本間 慶、後藤 早紀子、望月 典子、山下英俊
ステロイド点眼液により結核性ぶどう膜炎を治療した1例
臨床眼科 in press

本間 慶、川崎 良
糖尿病網膜症の疫学:糖尿病網膜症と大血管症
あたらしい眼科 2010;27(9):1169-74

非常勤奥山 真也医学博士

奥山医師
経歴

2003年 新潟大学医学部卒
2003年 新潟大学病院 眼科学教室 入局
2009年 新潟大学医学部大学院卒
2004年 鶴岡市立荘内病院 眼科
2009年 長岡中央綜合病院 眼科
2011年 新潟県立十日町病院 眼科
2012年 長岡赤十字病院 

主な論文

Protective effects of free radical scavengers on transient ischemia-induced retinal ganglion cell death