白内障手術をするタイミング
症状として、
・かすみが気になる場合
・光がまぶしく、よく見えない場合
があげられます。
また、お車の運転はするのか、全身疾患があるのか、年齢、家族構成などさまざまな要素を考えていき、手術するべきなのか医師と決定していきます。
新川医師の白内障をすすめるタイミング
基本的には上記と同じで、自覚症状がなく生活に不自由がなければ、手術を急ぐ必要はありません。白内障の手術を考える要素として、視力、屈折、水晶体の濁り具合、生活の支障の程度、隅角の狭さなどがあげられ総合的に判断をします。
視力個人差が大きく、矯正視力が1.0であっても明るいところでまぶしく、生活に不便を感じれば、手術適応となることもあります。
また、矯正視力が0.3~0.4であっても不便を感じなければ、手術せずに様子見でよいでしょう。
屈折屈折矯正、つまり度の強い眼鏡をかけなくてもよくするために、白内障が比較的軽度でも相談の上、手術をすることがあります。
水晶体の濁り具合片眼のみ白内障が強く、もう片眼の白内障が軽度の場合、両眼視が難しくなり距離感が得られなくなるので、階段の昇り降りや車の運転が危険になるために手術をすることもあります。
生活の支障の程度新聞の文字がみづらくなる、車の運転に支障がでる、まぶしくなるなど生活に支障がでてきたら、手術を検討します。
隅角の狭さ隅角とは、房水(目の中の水)の排出口にあたる部分で隅角が狭いと流れにくく、急性緑内障発作を起こすリスクも高くなるため、手術をお勧めする場合もあります。
しかし、手術をして眼内レンズ(人工のレンズ)を入れることによって、焦点は一点に固定されるデメリットも生じてきます。
メリット、デメリットを話し合った上で、手術を行うかどうか患者様と決めていきます。
白内障治療担当医師
常勤医師
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
日本眼科学会認定眼科専門医、医学博士、視覚障害者認定医
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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