163.細菌性結膜炎

こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
新春とは申しながらまだ厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今週は細菌性結膜炎について説明させていただきます。

細菌性結膜炎とは
細菌性の結膜炎は、インフルエンザや肺炎などの病原菌に感染してしまい、目にも症状が出てしまうもので、
目が充血したり、目やにが出たりといった症状がみられます。
インフルエンザ菌や肺炎球菌などの細菌が原因で起こる病気で、
小さいお子さんなど、体力が弱っている時に感染しやすく、風邪が流行る冬に発症することが多い病気です。

起炎菌について
結膜炎を引き起こす細菌には、インフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、淋菌などがあります。
通常よくみられる細菌性結膜炎は乳幼児や学童期に多く、原因菌にはインフルエンザ菌が最も多いようです。
肺炎球菌の場合は、インフルエンザ菌に比べて罹患年齢はやや高い傾向にあります。
黄色ブドウ球菌による結膜炎は、高齢者の慢性細菌性結膜炎の代表的な病気です。
淋菌が原因の場合は、淋菌が身体内に増殖している方との性交渉で感染することにより、目に症状が現れます。
発症までの細菌の潜伏期間は数日~1週間で、その日数が過ぎた頃に発症します。

細菌性結膜炎の診断
結膜炎は症状と眼の検査により診断します。眼の表面を拡大して見るスリットランプ(細隙灯)という機器を用いて眼を詳しく調べます。
スリットランプを使うと、結膜の炎症や、角膜および眼の前方部分(前房)の感染の様子を観察できます。

細菌性結膜炎の治療
細菌性結膜炎には、病原菌に対しての抗生物質などの目薬を使います。そのため、治療には眼科を受診した上で病原菌を調べ、
それに合った薬を処方してもらうことが必要です。感染性の結膜炎(細菌性、ウイルス性とも)は感染力が強いので、
結膜炎にかかっている人は、眼を洗い、薬を塗った後には手をよく洗う必要があります。
また、感染している眼に触れた後で感染していない眼に触れないように気をつけます。
感染している眼をふいたタオルや布は、他のタオル類と別にしておかなくてはいけません。
結膜炎にかかった場合は、かぜをひいたときと同じように学校や仕事を数日間休むようにします。

●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。

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